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むし歯を減らす!プラークコントロール

プラークコントロール

むし歯菌を減らすには、ブラッシングが最も一般的な方法とされています。正しいブラッシングによって、むし歯菌のすみかになるプラークを取り除きます。食べ物のカスがついたまま数時間経つと、歯の表面ではむし歯菌が相当に繁殖します。とくに寝ている間は、だ液の流れが弱いので、歯のエナメル質から溶け出したカルシウムやリン酸が補われず、危険な状態が長く続きます。そこで歯みがきをする良いタイミングは、寝る前と食前・食後となります。これらを毎日の習慣にすることが大切です。食後の歯みがきはもとより、食前の歯みがきの利点は、古いプラークを事前に取り除くことでむし歯の危険性を減らせることです。歯みがきをした後の食事ほど、むし歯のリスクが少なくなり安心して食べることができます。

ブラッシングを過信しすぎない

ブラッシングを過信しすぎない

むし歯は、歯ブラシでは届きにくい歯間や、咬合面の深い溝などにできやすいので、ブラッシングを過信しすぎないことも必要です。歯冠部全体にはフッ化物による歯質の強化、歯間にはデンタルフロスを使用し、深い溝はシーラントでふさぎます。

2014年10月2日