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歯周病ってどんな病気?

歯周病は、歯を支える周りの組織に起こる病気です。
歯周病ってどんな病気?

歯の周りには、歯を支える色々な組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)があります。歯周病は、これらの歯を支える組織が細菌に感染し、炎症と破壊が進行することで起こります。
また、歯の周りだけでなく、様々な全身的疾患の要因ともなります。
たとえば、糖尿病の患者には重度の歯周病患者が多く、
糖尿病が悪化すると歯周病も悪化する
という関係が見られます。

日本人の成人のほとんどがかかってます。

25歳~64歳の年齢層において、およそ76%~81%の高い割合で歯周病(歯石沈着を含む)にかかっています。つまり、ほとんどの大人が程度の差はあれ、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。

歯周病は、歯を失うばかりでなく全身の健康にも影響が

歯を失う原因の第1位は虫歯ですが、歯周病も虫歯の次に歯を失う大きな原因になっています。また近年、歯周病はそればかりでなく心血管疾患(動脈硬化)や低体重児出産などにも少なからず影響を与えていることが明らかにされてきました。

  • 朝起きたとき、口の中が粘ついたり妙な味がする
  • 歯を磨くときやりんごを食べたとき、歯ぐきから出血することがある。
  • 冷たい水を飲むと、虫歯もないのに歯や歯ぐきがしみて痛い。
  • 歯ぐきがはれたり痛むことがあり、押すと血やウミがでる。
  • 口臭があり、親しい人から口が臭いといわれたことがある。
  • 鏡でみると前よりも歯が長くなったように感じる。
  • 歯ぐきがむずがゆく、ぐらぐらと動く感じがする。
  • 歯と歯の間によく食べものがはさまる。
2014年10月1日