こんにちは
今回は子供の歯の病気でもっとも多い「虫歯」についてお話します。
日本は、世界から見ても虫歯が多く、12歳のDMFT指数をみると
口腔保健先進諸国では1本前後ですが、日本は1.7本となっています。
平成23年歯科疾患実態調査(厚生労働省)では
乳歯が生えそろう3歳の4人に1人に虫歯があり
乳歯から永久歯に生え変わる時期にさしかかる5歳では2人に1人に虫歯が見られたそうです。
虫歯は進行中でもあまり痛みもなく、見た目にも分かりにくい為発見が遅れがちになり、放置しがちです。
さらに、歯肉炎は大人だけがかかる病気ではなく、10歳代でも歯肉炎の症状が見られる場合もあります。
子供のうちには、重症な歯肉炎に進行することはありませんが、
子供の頃からの歯磨き習慣によって、虫歯はもとより、歯肉炎・歯周炎など
お口の中のリスクを減らすことができます。
お子さんの歯について気になること等ありましたら当医院までご相談ください。
中島 2015年5月1日