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予防歯科

強い歯をつくるには、普段食生活で十分に栄養のバランスがとれた食事を摂ることが大切です
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■歯をつくる基本的な栄養素

人間の歯や骨は、体内で最も硬い組織で、少量のタンパク質と多くのカルシウムやリンなどのミネラル成分で形成されています。これらは強い歯をつくるために欠かせない基本栄養素です。
ミネラル成分を豊富に含んだ食べ物には、小魚類、レバー、海藻類、牛乳、卵、大豆、野菜、果物などがあります。意識してこうした食べ物を摂取するよう心がけましょう。

■よく噛むことも大切です

健康で丈夫な歯をつくるためには、よく噛んで食べることが欠かせないポイントになります。 よく噛むとだ液がたくさん出て、消化吸収をよくするほか、だ液中に(飽和状態で)含まれたカルシウムやリンが、歯の再石灰化を補います。また成長期には、 噛みごたえのある固い食べ物をよく噛むことが歯の植立状態を良くし、美しい歯並びの形成につながります。さらにだ液には、糖尿病や動脈硬化、がんの予防につながる成分が含まれることが知られています。

2014年10月2日